産経オンライン英会話は、
・産経新聞グループの信頼を届ける産経デジタル
・「学ぶ」「働く」「支える」を応援するヒューマンホールディングス株式会社
・「Your Global IT Partner」トランスコスモス株式会社
これら3社による共同事業です。
さて、実際の口コミ・評判はどうなっているのでしょうか?
目次
口コミの分析結果
いろいろなサイトの口コミを5つの視点で分析しました。
• 講師の質
• 料金
• 受講システム(予約)
• レッスンの柔軟性(プランや端末の柔軟性)
• サポート体制など
出典:
みん評
みんなの英語ひろば
オンライン英会話スクール比較サイト -Best Choice-
口コミ1.講師の質
講師の質としてはピンキリなのが現状です。
ただ基本的に質の高い講師陣で構成されていますので当たり外れの落差は小さいように思えます。
私が良く当たるのはフィリピン人の方が多いですが皆気さくで優しく教えてくれるので心配する必要はありません。
本格的な授業前に講師との雑談があります。
授業とはまったく関係ないただの雑談なんですが、これが一番役に立っていると個人的には思います。
形式ばった表現ではなく、通常の会話のですので、略語などもどんどん出てきて日常会話に慣れる意味でも良い経験になっています。
講師のプロフィールを見ますと大学在中か卒がほとんどです。
職業は様々です。
講師のプロフィールには音声が録音されてますので発音の確認ができます。
訛りは他のフィリピン人英会話スクールと違いはないです。
2回とも話しの聞き上手な講師でした。
チャットはほとんど使いませんでしたが、レッスン後に講師からメッセージが送られます。
私の担当講師はとても親切に教えてくれ、少々の日本語も知っていたので、話がはずみ、私は英語での会話自体を楽しむことができました。
また講師の年齢層は、口コミ同様に私がみた時も確かに若い講師が多い印象でしたが、ご年配の講師やフィリピン以外の国の講師なども少数ではありますが在籍していました。
口コミ2.料金
料金は他の学校のように格安というわけではないと思いました。
内容とくらべると質がよいので許容範囲ではあると思いました。
しっかり勉強したいなら安心感もあるしいいかもしれないと思いました。
ビジネス英会話・日常英会話・職業別英会話・TOEIC等向けのサービスがあるため多目的に利用できるようになっています。
サポートもしっかりとしているので安心して英会話を学ぶ事ができる環境であり、教材費は無料となっているのでかなりおすすめであります。
受講料金も安価であるのでサービスを利用しやすいようになっています。
2018年に月額料の値上げをしたオンライン英会話が続出しましたが、産経オンライン英会話は安定したままです。
口コミ3.受講システム(予約面)
まず講師の数ですが非常に多く常駐されているので、自分の好きな時間に予約することが可能になります。
私自身予約が取れなかったという経験はありませんでした。
先生の検索システムが少し使いにくいなと感じました。
例えば朝9時から11時までの間に空いている先生を検索したい場合でも、朝6時くらいから12時頃までに空いている先生が出てきたので、検索結果をもっと絞って表示してくれると使いやすいと思いました。
予約システムもわかりやすく、講師側のキャンセルもあまりないです。
余裕をもたせてレッスンの1日前に予約しているためかもしれません。
講師は多めなので、1時間後にレッスンを受けたいといった状況でも、予約そのものは私は入れらると思いました。
しかし、人気の講師は予約がすぐに埋まりますので、空いている講師から選ぶことになります。
空いている講師は評価が悪いということではありません。生徒側の都合でレッスンキャンセルになったり、偶然あいていたりするということが私が見た時にはありました。
口コミ4.レッスンの柔軟性
オリジナルのフリー教材が充実して使いやすいです。1レッスンで丁度1テキストができる内容でした。
日本語訳もついてます。
受けてみた講師の半数で、音声が良くなかったです。
「毎日プラン」しかないので、音が飛び飛びで受講できなかった場合に、受講可能期間を延ばしてもらえませんでした。
先生が多いのと早朝コースがあるので、思い切って1日2レッスンコースに入会しました。
驚いたことに、半分以上のレッスンで突然開始約10分前に教師の都合で代講授業になるとのメールが届き、人気のない空きのある講師が割り振られます。
講師のほうも、代講なのであまりやる気のない先生が多い気がします。
いつも突然の講師変更のメールに、こちらから講師のリクエストをすることもできず、いやいや25分間を使うケースがほとんどです。
教材はバリエーション豊かで、目的別教材の中でもさらにレベル別に分けられているため、私は自分にあったレッスンが安心して受けられると感じました。
口コミ5.サポート体制・その他
コスパ考えると良いと思います。なんたってカスタマーサポートの対応が驚く程早い!! これに関しては優れ者ですね。
産経オンライン英会話はサイトの作りがシンプルで見やすいです。レッスン予約や教材の選択がしやすいのが私の決め手になりました。
私がレッスンを受けてみて感じたのは、学ぶ意欲を上げてくれる講師が多いということです。私にとってはレッスンが続けやすいスクールだと感じます。
オンライン英会話に必要な環境
オンライン英会話には以下の環境が必要になります。
・ハードウェア
– インターネット環境
– パソコン、スマホ、タブレットのいずれか(可能であればパソコンがおすすめです)
・ソフトウェア
– メールアドレス(登録時や日本語スタッフとの連絡等に必要になります)
– Skype
※Skypeをインストールし、初回情報登録を行う際にSkypeIDを控えておいてください。
後にオンライン英会話を行うにあたり、SkypeIDを入力する必要が出てきます。
無料オンラインレッスンに挑戦!
ステップ1 産経オンライン英会話に無料会員登録する
まず、オンラインサイト上でレッスンの予約を行います。
「無料体験レッスン」をクリックし、「氏名・メールアドレス・パスワード」の3項目を入力します。
その後すぐに、指定したメールアドレスに「仮登録完了のご案内」メールが届くので、
本文にある、本登録用のリンクに24時間以内にクリックすれば登録完了です。
ステップ2 レッスンの予約
先ほどの本登録用のリンクをクリックすると、マイページに飛びます。
マイページには、トライアルチケット2枚、つまり2回分の無料体験レッスンが受講できるよう用意されています。
「チケットで予約する」をクリックすると講師一覧画面に飛ぶので、条件を指定し「予約する」をクリックします。
ここでは、受講してみたい講師の条件(性別、年齢、日本語レベル、講師歴等)や時間を指定して検索ができ、条件にマッチした講師を指定してレッスン予約が行えます。
次に、希望のレッスンスタイルを選びます。
まず「フリートーク」か「テキストレッスン」から選びます。2回目以降からは「GCAT」と言われる、産経オンライン英会話が独自に開発したレベルを認証するテストを受けることも可能です。
テキストはトライアルテキストが初級・中上級の2種類が用意されていますが、他のテキストを選択することも可能です。
最後に、講師への要望や、テキスト番号を記載して予約完了です。
予約画面に関して
他のオンライン英会話と比較すると、このレッスン予約用検索がしやすいです。
オンラインサイト上には、レッスンを行うにあたって、予約を始め、使用教材やレッスン予約/履歴確認、料金プラン、よくある質問など、様々な機能が付随していますが、産経オンライン英会話のサイトではそれぞれの機能別のアクションが大きな文字で記載されているため、操作がしやすいのです。
条件を指定して講師を検索すると、条件にマッチした講師方が顔写真付きで表示され、その中から講師を選びます。
講師選びの中で、講師のプロフィールが確認できるのですが、私はプロフィールが面白そうな方をチョイスしました。プロフィール写真には講師のプライベート写真もあります。
初回アンケート
予約1回目に限り、簡単なプロフィールに答えてからの予約となります。
私が受講した際は下記の質問がありました。
全て選択式なので、文章を考える手間もなく、アンケートに答えられました。
・職業
・職種
・英語を学習する目的
・英語のどの分野を勉強したいか
・英検の級(あれば)
・TOEICのスコア(あれば)
・レッスンの進め方の要望
・講師の教え方の要望
・その他要望(任意)
ステップ3 講師とレッスン
講師からのコンタクト要請
レッスン時間前に、スカイプに講師からのコンタクト要請が届くので、承諾ボタンを押します。
産経オンライン英会話の講師のスカイプ名は「SHL_」から始まるので、不審者からのアクセスかそうじゃないかがわかりやすいですね。
レッスン開始!
いざレッスン開始になると、まずはお互いの声が聴こえるかや顔が見えるかの確認を行い、自己紹介に移ります。
産経オンライン英会話では、講師は自宅からレッスンを行います。
深夜のレッスンだったにも関わらず、講師は白いシャツを着用しメイクもされ、きちんとしている印象を受けました。
自己紹介の中では、何故英語を学びたいのかを聞かれたり、趣味について聞かれたりしました。
講師予約の際に特にリクエストが無い場合はフリートークから始まり、英語を学びたい理由や興味内容に伴って教材を選び、それにしたがってレッスンを進める場合があります。
私は講師予約の際に、トライアルテキストではなく、「ビジネス英会話初中級」を選択しました。
講師に、初回はトライアルテキストをすべきかを伺ったところ、初回であろうと生徒の希望に沿ったレッスンを提供したい、と意欲的な答えを下さいました。
というわけで「ビジネス英会話初中級」のレッスンをしましたが、残念なのがテキストは別ブラウザを開く必要があり、二度手間ということでした。
教材の内容にはある二人の会話シーンが記載されており、講師の方とロールプレイを行い、発音のチェックや内容の理解ができているかチェックしてもらい、発音の違いや分らない単語が無かったか確認をしてもらいます。
このロールプレイは既にシーンが用意されたものなので、あまり面白味は無いのですが、その後、学んだ単語を使用して、どこかのシーンを想像して文を作ってみてくださいと言われます。
学んだ単語を使用したシーンはどのような情景のものがあり、どう使えばいいのかを想像力を働かせ、話します。
ここがレッスンの中で一番力がつくと思います。
- シーン別会話を参考に単語を学ぶ(基礎固め)
- 学んだ単語を使って自身で文を考えて話し、講師から間違い箇所を教えてもらう(応用)
といった流れです。
話した内容について、間違いや別の表現がある場合、講師の方がSkypeのチャットボックス上に正しい表現を記載してくれます。
応用の練習を繰り返していると終了時間頃になり、講師の方から全体の評価を教えてもらい、アドバイスをもらいます。
無料体験レッスンを受けて感じたこと
他社のオンライン英会話ではフィリピン人以外の国籍の方もいたのですが、私が確認した範囲では産経オンライン英会話の多くはフィリピン人でした。
私の担当講師はとても親切に教えてくれ、少々の日本語も知っていたので、話がはずみ、会話自体を楽しむことができました。
有料プランはどのような区分けになっている?
料金プランは以下の様になっています。
プラン名 | 内容 | 1日あたりの最大レッスン時間 | 価格 |
毎日25分プラン | 月~日曜日
1日1レッスン |
25分 | 税込5980円 |
毎日50分プラン | 月~日曜日
1日2レッスン |
50分 | 税込9800円 |
週末毎日
50分プラン |
金/土/日限定
1日2レッスン |
50分 | 税込5980円 |
2018年に月額料の値上げをしたオンライン英会話が続出しましたが、産経オンライン英会話は安定したままです。
予約は取りやすい?
講師は多めなので、例えば少し時間が空いたので1時間後にレッスンを受けたいといった状況でも予約は入れられます。
しかし、人気の講師は予約が入りやすいので、その場合は空いている講師から選ぶことになります。
空いている講師は評価が悪いということではなく、たまたま空いた/人気の講師だが生徒側の都合でレッスンキャンセルになったといったパターンもあるので、一概に講師の評価云々で選ぶ必要はないと思います。
講師のプロフィールには紹介動画や講師歴、対応レベル、趣味などが細かく紹介されており、選びやすく、フリートークをしたい方には話題作りがしやすいです。
レッスン時間は朝5時から深夜25時までの間になるので、深夜のスキマ時間にレッスンを受けようと思ったけれど開講時間内でなかった…ということにならない様に注意しましょう。
目的別教材にはどのようなものがある?
準備されている教材としては以下のものがあります。全て無料で使用出来ます。
目的 | 内容/対象例 |
体験レッスン
|
・初めてのオンライン英会話の方向け
・不安で何を話せばいいか分からない |
日常英会話 | ・定型的挨拶、自己紹介
・学校、仕事、家族との日常会話 ・一般的時事問題についての議論展開 |
ビジネス英会話 | ・仕事に絡む簡単な文を使用
・ビジネス上のメールや電話対応 ・打ち合わせやプレゼン、海外出張 |
職業別英会話 | ・小売店やレストランでの接客
・道案内や交通手段手配 ・荷物配送にまつわる説明 |
学校教科書準拠 | ・中学1年生~中学3年生にかけて習う文法 |
TOEIC | ・TOEIC受験入門
・問題傾向に注視した対策 |
フリートーク | ・講師との自由な会話
・面接の練習 |
ニュースディスカッション | ・関心のあるニュース記事について話す練習 |
GCAT | ・英語コミュニケーションレベルを測定 |
CASEC | ・インターネット上で受験可能な英語テスト |
まとめ
最近はオンライン英会話への注目が高まってきている様に感じます。
各社がよりサービスの良いものを提供してきていて、ユーザーからするとどれを選べばよいのか迷ってしまいます。
各社がサービスにバリエーションを持たせている中、産経オンライン英会話では、シンプルに「何を目的とするか」に焦点をあてており、ニュース記事などをベースとして語学力アップにつなげていけるなど、本来の英語を学ぶ目的軸に沿っていると感じました。