教材を約40年間開発してきた実績のある学研。
その学研が運営するオンライン英会話サービスがKimini英会話です。
ブランド力は言うに及ばず、価格.comでも人気上位のオンライン英会話サービスです。
しかし他方で、レッスン内容が外から見えにくいという不満もあります。
そこで実際にレッスンを受けてみた私がどう感じたかをまとめてみました。
目次
無料レッスンを申し込む
レッスンまでの準備
Kimini英会話のページでアカウントを作成後、体験レッスンの予約を申し込みます。
まずは受講するコースを選択します。ただここで若干の戸惑いが!
「自分の英語力ってどのくらいなの・・・」
オンライン英会話サービスの多くは、あらかじめ英語のレベルを判定してくれるテストがあったり、日本人スタッフからの聞き取りがあったりします。
あるいは各サービスが設定するレベルとTOEICのような英語力判定試験のスコアとの対応表があったりします。
ところがKimini英会話の場合、レベルについての情報が詳しくないというのを私は感じました。
とりあえずこのような表があるくらい。
ともかく私は自分の話したいトピックを選んでみました。
レッスンのレベルは6~8なので、中級といったところでしょうか。
受講したいレッスンを選択すると、クレジットカードの情報を入力しないといけません。
これが曲者で、体験レッスンで「どうも自分には合わない」と思ったとしても退会手続きを済ませないと勝手にクレジットカードから受講料が引き落とされてしまうんですね。
これは気をつけないといけないいけないポイントだと私は思います。
ぜひとも注意したいですね。
あとはレッスンの時間と講師を選択します。
ニワトリのアイコンのある講師も顔出しでレッスンをしてくれますので、ご安心を!
Kimini英会話はスカイプでのレッスンではなく、独自のアプリケーションを使います。
ただ面倒なのが仮にアプリをインストールしたとしても、レッスンを受講するためにはブラウザからKimini英会話のページにログインし開始ボタンを押す必要があるということですね。
つまりブラウザで開始ボタンを押すとKimini英会話専用アプリが立ち上がり、レッスンを受講できるようになります。
ちなみにiPadからアプリを立ち上げてもこんな感じで入室できません。
パソコンでレッスンを受けることを私はお勧めします。
またスカイプが必要ないのもレッスンのたびに立ち上げたりする必要がないので楽かなと私は思いました。
レッスンの内容はどんな感じ?
受講時間は25分ということもあって、自己紹介などすっとばしていきなりレッスン!
フィリピン人の講師でしたが、発音がメチャクチャ流暢でした!
おそらくわたしがこれまで話したフィリピン人(英会話の講師を含む)のなかで、一番きれいなアメリカ英語を話す方でした。
ほかの講師のレッスンを受けたわけではないのでなんとも言えませんが、ラッキーでした。
授業の内容は、ウェブ上にあるニュースを読みながらディスカッションをするというもの。
わたしに与えられたニュースのテーマがイースター(復活祭)!
イースターの日には、なにかを犠牲(sacrifice)してお祈りしないといけないのですね。
与えられたニュースでは、お菓子を摂らないという”sacrifice”の習慣について書かれていました。
なので、お菓子についての国内外での習慣・好きなお菓子・”sacrifice”をするかなどについてディスカッションが行われました。
各パラグラフで話し合うお題が与えられてディスカッションをするの繰り返しですね。
ともかく食べ物の話をするだけでしたが、日本の食べ物の英語って意外と知らないものですね(汗)
アンコの英語が出ないんですね(笑)
よくわからないので、私は”squeezed sweet beans”と言い換えました。
レッスンを受けた感想
レッスンの内容をKimini英会話のページに書いていなかったり、独自のアプリを使って受講するなど若干独特なシステムでしたので正直私は、はじめは不安でした。
しかしレッスンを受講して、そんな不安は吹き飛びました。
全体的にとても楽しくレッスンができて私は満足です。
レッスンの進行そのものは非常にシンプルですが、ESL(English as a Second Language)で行われるような授業に似ているという印象を私は受けました。
有料のレッスンに移行しても大丈夫?
ニュースを使ったディスカッションだけでなく、フリートークやTOEIC・TOEFLの試験対策など広い分野をカバーするKimini英会話。
体験レッスンだけでは何とも言えないのですが、私にとって学習しやすく「次回も受講してみようかな」という期待を与えてくれる授業内容でした。
レッスンの予約は可能?
Kimini英会話のページには「予約しにくい状況」と記載されていましたが、その心配はありませんでした。
講師の特徴を書いてくれると嬉しいのですが、顔写真やニワトリのアイコンだけですので講師を選ぶ判断材料が少ないというのを私は感じました。
レッスンを受けたいと思える講師に出会うまでに時間がかかりそうですし、仮に見つかったとしてもその先生のレッスンを予約しやすいのかは不明ですね。
レッスンに柔軟性はあるのか?
レッスンが詰め込まれていない分、柔軟な授業をしているという印象を私は受けました。
わたしの受けたレッスンのテーマだと”sacrifice”についてディスカッションするというのが授業の本線でしょう。
しかし”sacrifice”の経験と言われてもピンとこないわれわれ日本人。
先生がうまく対応してくれたので、レッスンの運び方も上手な講師だなと私は思いました。
レッスンや講師の質は?
レッスンを詰め込みすぎわけでもなく、ちょうど学習しやすいボリュームの授業内容だったと私は思います。
予習や復習があるのもポイントですね。
また講師の質についても、英語の発音を聞いた感じでは「こんな英語の流暢な教師をよく見つけてこれたな」と私は感心しました。
アメリカ生まれなのか発音を矯正されたのかまではわかりませんが、教師の質を期待させるものがKimini英会話にあると私は思います。
料金は見合ってる?
レッスンの安さがひとつのウリであるKimini英会話。
昼間だけのプランの受講だと、相当安く感じます。
まとめ
Kimini英会話について、表にまとめてみました。
Kimini英会話 | ||
コスト | 受講料 | 毎日プラン
1ヶ月1日1レッスン25分:5480円 1ヶ月1日2レッスン50分:9480円 1ヶ月1日4レッスン100分:15480円 |
平日昼間限定プラン(9~18時)
1ヶ月1日2レッスン25分:2980円 |
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ビジネス英会話コース
1ヶ月1日1レッスン50分:13480円 1ヶ月1日2レッスン100分:19480円 |
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無料体験日数 | 10日 | |
講師 | ネイティブ | × |
日本語OK | △ | |
担任制 | × | |
実力途 | ビジネス | 〇 |
旅行・日常会話 | 〇 | |
専門用語 | × | |
試験 | TOEIC/TOEFL/IELTS | TOEIC/TOEFLは〇 |
英検 | 2級は〇 | |
発音 | 〇 | |
対象 | 初心者向け | 〇 |
子供(高校生、中学生、小学生、幼児) | 〇 | |
授業 | DME/カランメソッド | × |
グループレッスン | × | |
利用可能な時間帯 | 6-24時 |
レッスンの内容が見えにくいと印象でしたが、実際受講してみて私はKimini英会話のレベルの高さに驚かされました。