今回は、オンライン英会話のイングリッシュベルのTOEICクラスを取り上げ、果たして、わざわざイングリッシュベルのTOEICクラスを受ける必要があるのか、を考えて見ましょう。
私も英会話学習者そしてTOEIC受講者としてじっくり掘り下げてみたいと思います。
目次
実際のTOEICの試験内容を見てみよう!
まず、TOEICの試験内容を見てみましょう。
TOEICはTest of English for International Communicationの略で、米国のテスト開発機関である、Educational Testing Service (ETS)が開発、製作しています。
このETSは、TOEFL,GTS, SATなど、英語学習者や留学者には有名な、多くのテストを開発しています。
構成と内容は?
TOEICは、
リスニングセクション(約45分、100問)と、
リーディングセクション(約75分、100問)で構成されています。
約2時間で200問に解答する試験です。
試験問題は、全て英文で、日本語訳はありません。
そして解答は全て、マークシート方式です。
今は多くの方が受けているTOEICテスト。
私にとっては受けるたびに英語の奥深さを感じるテストとなっています。
リスニングの構成は?
リスニングセクションは4つのパートから構成されています。
・Part 1: Photographs(写真描写問題)問題数:6
1枚の写真について4つの説明文が1度だけ放送されます。
説明文は印刷されていません。
4つのうち、写真を最も適切に説明しているものを選びます。
・Part 2: Question Response(応答問題)問題数:25
1つの質問または発言と、3つの応答が1度だけ放送されます。
質問も応答も印刷されていません。質問に対して最も適切な応答を選びます。
・Part 3: Conversations(会話問題)問題数:39
会話が1度放送され、設問が続きます。
会話は印刷されていません。
問題用紙の設問と4つの選択肢を読み、最も適切なものを選びます。
・Part 4: Talks(説明文問題)問題数:30
アナウンスや電話のメッセージなどの説明文が1度放送されます。
設問が続きます。
説明文は印刷されていません。
問題用紙の設問と4つの選択肢を読み、最も適切なものを選びます。
リスニングで使われる英語の発音は、米国、英国、カナダ、オーストラリアです。
リスニングセクションはとにかく次から次へと質問が流れ作業のように進んでいくので英語を聞き取る事にかなり慣れておく必要があると私は思います。
リーディングの構成は?
リーディングセクションは3つのパートから構成されています。
・Part 5: Incomplete Sentence(短文穴埋め問題)問題数:30
4つの選択肢から最も適切なものを選び、不完全な文を完成させます。
・Part 6: Text Completion(長文穴埋め問題)問題数:16
4つの選択肢から最も適切なものを選び、不完全な文を完成させます。
・Part 7: Single passages(1つの文書)問題数29、
Multiple passages(複数の文書)問題数25
様々な内容や形式の、1つもしくは複数の文書に関する問題です。
設問と4つの選択肢を読み、最も適切なものを選びます。
私にとって最後の難関がパート7です。
集中力も欠けてくる時間にこのリーディングの問題の嵐はたわしにはかなりこたえます。
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イングリッシュベルのTOEICクラスの内容は?
実際のTOEICの内容はお分かりいただけましたでしょうか。
では、イングリッシュベルのTOEICクラスは、どのような内容なのでしょうか?
実際のTOEICに沿った内容なのでしょうか?
TOEIC受講者の私にとってもかなり興味深いトピックです。
リスニングはどんな内容?
イングリッシュベルのTOEICクラスでは、オリジナルテキストを使用します。
これはサイトからダウンロードできます。
オリジナルテキストは、前述のように、4つのパートに準じた構成で、レッスンは講師との対話の中で進めていきます。
リスニングはとにかくたくさん聞いて英語に聞きなれるというのが重要なポイントだと私は思います。
それゆえに対話をしながらリスニングの練習をしていくことで英語を聴き取る耳になっていけるというわけですね。
リーディングはどんな内容?
イングリッシュベルのTOEICクラスは、リスニングが中心です。
リーディングについては、レッスン中にオリジナルテキストを読むという意味でのリーディングになります。
どんな先生が教えてくれるの?
講師は、イングリッシュベルの基準を満たした教育経験がある訓練された講師です。
この業界では唯一の、国際規格ISO9001を基にした運営し、講師の質と教授法を維持しています。
質の高い講師、TOEICとはどんなものか、ということがきちんとわかった講師から教えてもらえるのは心強いと私は思います。
その意味でも安心して受講できますね。
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TOEICの効果的な学習方法は?
すでにご説明したとおり、TOEICは、リスニングとリーディングで約2時間、200問の試験です。
試験の間は長時間考え続けなければいけません。
たとえ、英語力があったとしても、この試験の傾向に慣れていないと、途中で集中力が切れ、良い点数を取ることは難しいということを私は実感してきました。
また様々な内容の問題が出題されるわけですから、語彙数や表現力、聴解力、幅広い知識が必要だと思います。
では効果的な学習方法はどうなのでしょう。
現在の英語レベルにもよりますが、まずは、TOEICの内容を知ることでだと私は思います。
知った上で、市販の模擬試験をご自分でやってみて、どれだけ理解できるか知ることです。
さらに同じ問題でも構いませんから、繰り返して模擬試験をやり、試験の長さや、問題数になれることが重要だと私は思います。
こうしてご自分の弱点を知り具体的な内容を学習することです。
聴解力、読解力、文法力、語彙力など一夜漬けでできる内容ではありません。
まずは内容を知り、自分の弱点を知り、繰り返し学習することです。
またTOEIC対策だけではなく、日ごろから様々な英語に触れ、英語そのものに慣れることが大切だと私は思います。
イングリッシュベルでTOEICクラスを受ける必要はあるの?
実際のTOEICの内容と、イングリッシュベルのクラスの内容、効果的な学習方法を見てきましたが、いかがでしょう。
決して、イングリッシュベルのTOEICクラスが無駄とは言いませんが、ご自分で学習できる教材や方法が様々あります。
またイングリッシュベルにはTOEICのリーディングの要素がありません。
TOEIC対策でしたらリーディングも重要です。
リスニングのみでしたら、講師との対話でリスニング力がつき、試験内容になれることができるかもしれませんから、そういう意味では役に立つと私は思います。
また自分ひとりで学習するのは忍耐が必要ですから、オンラインで環境を変えて、講師と学習するのは良いかもしれません。
人それぞれですが、学習方法と費用対効果という意味では、わざわざイングリッシュベルで学習する必要があるかは疑問が残るところです。
そこで私が感じ、そしてオススメするのは自宅学習とイングリッシュベルとで並行して学習していくこと。
英語は自分で学習していくだけの一方的なものでは上達も遅くなります。
そのため、受け身になって聴き取る能力を養えるのはオンライン英会話と並行しながら学習していくと自分の欠点も自然と強みになると私は思います。
まとめ
まずは、TOIECの構成と傾向を知り、試験になれることが重要です。
そして、英語におけるご自分の弱点を知りましょう。
この長時間の試験にどうやって自分はついていくのか、そして何が不足しているのか知りましょう。
イングリッシュベルで学習するのは、それからでも遅くないでしょう。
繰り返しになりますが、イングリッシュベルのTOEICクラスは無駄とは言いませんが、ご自分で学習できるのが試験対策です。
自宅学習のみ
または
自宅学習にプラスしてイングリッシュベルで聞き取り強化
という形で進めてみてもいいかもしれないですね。
特にリスニングパートが苦手という方にはオススメです。
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