こんにちは!
みなさん、カランメソッド、ご存知ですか?
英語の学習メソッド
先生から見れば、教授法ですね。
高速学習メソッドとして、
古い歴史をもったメソッドです。
今回は、イングリッシュベルとQQEnglishの2校を比べ、
カランメソッドをご紹介しましょう。
目次
イングリッシュベルってどんな学校
まず、イングリッシュベルの歴史です。
イングリッシュベルは2008年にスタートしたオンライン英会話学校です。
オンライン英会話学校としては唯一、DMEメソッドを導入している学校です。
DMEメソッドについては後ほどご説明します。
在籍する先生は100人以上で、全員がフィリピン国籍です。他の学校にあるように自宅などで教えるのではなく、
専用のオフィスに勤務して教えています。
では、その特徴を見て行きましょう。
>>イングリッシュベルの公式サイトはこちら
イングリッシュベルの特徴は?
冒頭で少々ふれましたが、イングリッシュベルの最大の特徴は、DMEメソッドです。
このメソッドの原型は、1800年代に作られ発展したダイレクトメソッドです。
このダイレクトメソッドを有名にしたのは、世界的に有名な学校、ベルリッツです。
そして1960年代にイタリアのベルリッツに勤務していたカラン氏が、
イタリア人学習者のために、カランメソッドを考案しました。
カランメソッドは、先生の質問に受講生はフルセンテンスで答え、反復練習を行うものです。
このカランメソッドの文章、文法、語彙などを現代版に新しくしたものが、
DMEメソッドです。(DME=Direct Method for English)
このDMEメソッドで学べば通常の4倍の速さで英語を身につけることができると言われています。
イングリッシュベルのDMEメソッドの特徴は?
DMEメソッドは3年から4年毎に、テキストで扱う場面、表現や文法などを時代に合わせ更新しています。
DMEメソッドを使ったレッスン例をご紹介します。
Skypeの向こうにいる先生が、質問を2回繰り返します。
受講生は質に対して、フルセンテンス(完全な文章)で答えます。
最初は答えられなくても先生が導いてくれ、自然に答えられるようになります。
このオウム返しのような単純な反復練習をすることで、頭の中に英語の文章が蓄積され、
いつの間にか正しい文章で話せるようになるのです。
イングリッシュベルでは、数週間のトレーニングを受け認定された先生だけがDMEメソッドで英会話を教えることができます。
単なる反復練習ではなく、DMEの進め方のルールに従い、受講生の状況を把握しながら
先生はレッスンを進めるので、効率的に学ぶことができます。
先生は、次のようなルールを基にレッスンを進めます。
・毎回、新しい単語を先生が紹介します。
・先生が、2回質問をします。
・受講生は、フルセンテンスで答えます。
例:(質問)Is this your watch? (答え)No, This isn’t my watch. It’s yours.
・レッスン中は先生の指示がない限りテキストを見ないで、先生の発音、イントネーションを真似て答えます。
・常に短縮形(I am→I’m)を使う。
・会話演習以外にも、文法、リーディング、ディクテーション練習も、先生の指示に従い進めていきます。
イングリッシュベル:動画
イングリッシュベルの講師はどうなの?
イングリッシュベルでは、この業界では珍しく、
国際規格ISO9001の品質基準による講師の管理を行っています。
公表データによると、イングリッシュベルの先生の数は100名以上で、皆さんフィリピン人。
大学を卒業した講師経験者をトレーニングして雇用しています。
講師が大学で専攻した専門分野は幅広く、様々な分野を専攻していますね。
情報工学、教育、心理学、産業、会計などなど。
初級や上級、ビジネス会話、TOEICなどのテスト対策、
イングリッシュベルの売りであるDMEやカランメソッドなど、
どのような分野にも対応可能ですね。
>>イングリッシュベルを試してみる
QQEnglishってどんな学校?
QQEnglishの母体は、2009年フィリピンのセブ島で日本人がはじめて作った英会話学校です。
QQEnglishは、フィリピン政府から認可を受けています。
中国や韓国をはじめ、ロシアやイラン、ブラジルなど30カ国の人が留学しています。
現地の学校と同じ教師・カリキュラムをオンラインで学習するのが、ネット留学QQEnglishです
QQEnglishの特徴は?
QQEnglishは、フィリピンの「ITパーク」の中にあります。安定した光ファイバーが張り巡らされています。
講師陣は、この快適な環境から、安定した通信インフラを利用してレッスンを展開しています。
他校にはあまりない、安定した通信でレッスンを展開できるのが、QQEnglishの特徴の一つです。
そして、QQEnglishの最大の特徴はカランメソッドです。
QQEnglishは日本で初めて、ロンドンのカランスクール本校から正式に認められた認定校です。
QQEnglishのカランメソッドの特徴は?
カランメソッドは、50年以上前に、ロンドンで開発されました。
それ以来、世界中の外国語学校で支持され、応用されてきました。
講師と徹底的に反復練習を行い、頭の中に英語の溝を刻み込む方法です。
他の学習方法と比べ、1/4の学習時間でケンブリッジ試験に合格できることが実証されている、高速学習です。
講師の高速の質問に、生徒は瞬時に答えます。その答えに対して、講師がアドバイスをしたり、直したりします。
【基本学習パターン】
特定の単語や文法に焦点を当てた質問を繰り返します。
それによって、単語や文法を身につけることができます。
最初はついていけなくても、継続練習をすることで、次第に答えられるようになります。
次の3つのパターンを繰り返します。
1.復習→2.ニューワーク →3.リーディング/ディクテーション
QQEnglish:動画
QQEnglishの講師はどうなの?
講師は全員がフィリピン人です。
フィリピンはビジネス英語指数(BEI)が世界一と言われています。
フィリピン人はネイティブではないにもかかわらず、流ちょうな英語を使い、コミュニケーションも大変上手です。
ですから、親身になって英語学習者の力となってくれるのです。
QQEnglish講師は、全員が正規に雇用された講師で、カランメソッドの訓練を受けています。
採用後は、講師全員が、ケンブリッジ大学のMBAで指導している教師や専門の教師による指導トレーニングを受けます。
また、プロの講師として、講師全員が、外国人に英語を教える国際資格であるTESOLを取得します。
イングリッシュベルの良い評判は?
・講師の決まった方法でレッスンを進めるため、効率的に段階的に学べます。
・講師受講生が話す時間が圧倒的に多く、練習になります。
・会話力もリスニング力も飛躍的に伸びました。
・基礎力が早く身につきまして。
・単に講師に従うのではなく、考えて答えることも要求され、集中力が試される。
・講師が訓練されています。
>>イングリッシュベルはこちら
QQEnglishの良い評判は?
・カランメソッドの正規認定校なので、信用できる。
・知らないうちにフルセンテンスで話せるようになりました。
・即答する力がつきました。
・とにかく早い英語を聴かなければいけないので、リスニング力も向上しました。
・講師の質が高く、良く訓練されています。
・正しい文法と発音という基礎をみっちり練習できるので、実践にも強いです。
・ネット環境が安定しています。
まとめ
いかがでしょうか。
カランメソッドもDMEメソッドも同じ源を持っていますね。
違いは:
・DMEメソッドの英語は現代版。
・カランは、イギリス英語が中心。
・DMEはテキストに従うだけでなく、考え答えることも要求される。
・カランは、テキストで決まられたことを練習する。
・DMEは文法も徹底的に学ぶ。
・カランは文法にはそれほど重点に置いていない。
あとは、講師ですね。
双方の講師ともに、訓練を受けた優秀な講師との評判ですが、
DMEとカランの微妙な違いと、講師と学校の方針、受講生との相性で、
印象はがらりと変わるでしょう。
双方とも特徴を打ち出していますから、両校を試してみる必要がありますね。
いずれにしても、DMEもカランも共通の理論を共有し、高速学習で効率的に学べます。
良い先生と出会い、英語をマスターしましょう。